国内女子ツアーの富士通レディースが16日、千葉県の東急セブンハンドレッドクラブ 西コースを舞台に開幕し、第1ラウンドを終了。テレサ・ルー（台）が5アンダー67で回り、単独首位に立った。

　今季はイ・ボミ（韓）に次ぐ、シーズン4勝をマークしているルー。この日は、3番から連続バーディをマークすると、8番からも再び連続バーディとして、前半を4アンダーで折り返す。バックナインは13番のバーディのみと静かなラウンドとなったものの、多くの選手がスコアメイクに苦しむなかで18ホールをノーボギーと完璧なプレー。後続に3打差をつける最高のスタートを切った。

　2アンダー70の単独2位には今季2勝目を狙う渡邉彩香。1アンダーで折り返した後半12番からの3ホールで2つスコアを伸ばすと、終盤に1つスコアを落としたものの、4バーディ、2ボギーでホールアウトしている。イーブンパー72の3位タイには申ジエ（韓）、服部真夕、福田真未、種子田香夏らがつけている。

　前週のスタンレーレディスゴルフトーナメントを制したイ・ボミは、3バーディ、4ボギーの1オーバー73で、ディフェンディング・チャンピオンのアン・ソンジュ（韓）、藤田光里、木戸愛、金田久美子、大江香織、キム・ハヌル（韓）らと並び10位タイ。アマチュアの勝みなみ（鹿児島高2年）、新垣比菜（興南高2年）は共に2オーバー74で22位タイとなっている。