国内女子ツアーのスタンレーレディスゴルフトーナメントが10日、静岡県の東名カントリークラブを舞台に第2ラウンドの競技を終了。若林舞衣子が通算9アンダーでリーダーボードのトップに立ち、最終日を迎えることとなった。

　トップと1打差の2位タイから出た若林は、立ち上がりの3番からバーディを奪うと、2アンダーで迎えた8番から連続バーディをマークし、前半を4アンダーでハーフターン。バックナインではボギーが2つ先行し、一時2アンダーとしたものの、上がり3ホールで2つスコアを伸ばして6バーディ、2ボギーの4アンダー68でホールアウト。2012年以来の優勝に王手をかけた。

　トップと1打差の2位タイには、横峯さくらが持つツアー最高賞金額更新を狙うイ・ボミ（韓）と4アンダー68でラウンドした木戸愛。通算7アンダーの単独4位には大江香織がつけている。初日単独首位の藤本麻子は、イーブンパー72とスコアを伸ばすことが出来ず、通算6アンダーで「66」をマークした鈴木愛と並んで5位タイとなっている。

　トップと4打差の7位タイには、渡邉彩香、大山志保、香妻琴乃、成田美寿々が並んだ。15位タイから出たディフェンディング・チャンピオンのアン・ソンジュ（韓）は、通算4アンダーで11位タイとわずかに順位を上げている。アマチュアの永井花奈（日出高3年）は2アンダー70で回り、通算2アンダー16位タイに浮上している。