池田が「68」でトップタイに浮上 石川は1打差3位タイ
2015年10月3日(土)午後3:50
国内男子ツアーのトップ杯東海クラシックは3日、愛知県の三好CC西Cを舞台に第3ラウンドの競技を終了。選手会長・池田勇太が4アンダー68でラウンド。S・H・ペク(韓)と並び、通算8アンダートップタイに浮上した。
トップと4打差の7位タイから出た池田は、3番パー4でバーディを先行させると、5番ではボギーを喫しながらも、7番から連続バーディを奪い、前半を2アンダーで折り返す。すると、後半出だしの3ホールで2つスコアを伸ばし、残りホールはスコアカード通りのプレー。5バーディ、1ボギーと安定した内容でホールアウトし、「68」はこの日のベストスコアタイ。今季2勝目へ大きき近づくラウンドとなった。
また、2位タイから出た石川遼は、2番でバーディを奪うなど、前半1アンダーで迎えた後半14番でボギーを喫し、一時イーブンパーに。それでも、直後の15番パー5ではしっかりとバーディを奪い、3バーディ、2ボギーの1アンダー71をマーク。片山晋呉、朴相賢(韓)と並び、通算7アンダー3位タイと順位は1つ落としたものの、トップとは1打差と優勝を射程圏内に捉えたまま、最終日での逆転を目指す。
通算6アンダー6位タイには、高山忠洋、金亨成(韓)、小田龍一が並び、通算5アンダー単独9位にはプラヤド・マークセン(タイ)がつけている。賞金ランキングでトップを走る金庚泰(韓)は、若手期待の川村昌弘、近藤共弘、今平周吾と同じ通算2アンダー13位タイ。今季2勝目を狙う武藤俊憲は3アンダー69で回り、通算1アンダー17位タイに浮上している。