国内男子ツアーのトップ杯東海クラシックは2日、愛知県の三好CC西Cを舞台に第2ラウンドの競技を終了。今季2勝目を狙う石川遼が2アンダー70でラウンドし、通算6アンダー2位タイに浮上した。

　初日を「68」の3位タイで終えていた石川。立ち上がりの1番から連続バーディと最高のスタートを切るも、直後の3番から連続ボギーを喫するなど、前半はイーブンパーと伸び悩み。それでも、前日6バーディをマークしたバックナインを2バーディ、ノーボギーで回り、トータル5バーディ、3ボギーでホールアウト。トップとの差を2ストロークに縮め、決勝ラウンドの36ホールを迎えることとなった。

　通算8アンダーの単独首位に立ったのは朴相賢（韓）。5バーディ、2ボギーの3アンダー69と多くの選手が苦しむ中でスコアを伸ばし、ツアー初勝利に向けて最高の位置につけた。石川と並ぶ通算6アンダー2位タイにS・H・ペク（韓）。前日単独首位の片山晋呉は2オーバー74とスコアを落とし、通算5アンダーで昨季賞金王の小田孔明、プラヤド・マークセン（タイ）と並び4位タイに後退している。

　通算4アンダーの7位タイには、選手会長・池田勇太、若手期待の川村昌弘、片岡大育がつけている。現在賞金ランキングでトップを走る金庚泰は1オーバー73でラウンドし、通算1アンダーで22歳の堀川未来夢と同じ13位タイ。今季2勝目を狙う武藤俊憲は通算2オーバー34位タイで2日目を終えている。