一昨年大会覇者の片山がトップ 石川は3位タイスタート
2015年10月1日(木)午後5:03
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国内男子ツアーのトップ杯東海クラシック(愛知・三好カントリー倶楽部 西コース)は1日に第1ラウンドを終了。7アンダー65の好スコアでトップに立ったのは片山晋呉。2打差2位に朴相賢(韓)、さらに1打遅れた4アンダー68の3位タイに石川遼、小田龍一、深堀圭一郎、重永亜斗夢の4人が続いている。
一昨年大会覇者の片山が気を吐いた。この日は前半を5バーディ、1ボギーで折り返すと、後半も1つスコアを伸ばして迎えた7番パー5でイーグル奪取に成功。7アンダー65の好スタートでトーナメントをリードした。
一方、09年大会覇者の石川もインスタートの10番でいきなりバーディを奪うと、14番はボギーとしたが、6つのバーディを重ね5アンダーでハーフターン。後半は終盤でボギーがかさみスコアを落としたが、第1ラウンドは4アンダー68でフィニッシュ。まずまずの滑り出しとなった。
米ツアーのシード権を確定させ帰国した石川は、今季国内初戦となった9月中旬のANAオープンでいきなり優勝。日本のゴルフファンにその成長ぶりを見せ付けたが、今大会までの計3試合を経て米国に戻り、ツアー開幕戦に備える予定。ANAオープンVで既に手応えはつかんでいるが、難コースの三好でも攻めのゴルフを貫ければ、再び勝利がついてくる可能性は高い。
その他上位は首位に4打差の3アンダー69、7位タイに小田孔明ら5人。今季ここまで4勝を挙げ賞金ランク首位を走る金庚泰(韓)は2アンダー70で池田勇太らと並び12位タイで第1ラウンドを終えている。