国内女子ツアーのミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメントが27日、宮城県の利府ゴルフ倶楽部を舞台に最終ラウンドを終了。表純子が通算11アンダーまでスコアを伸ばし、今季初勝利を手にした。

　トップタイから出た表は、4番でバーディを奪うも、5番から16番までパープレーを続ける。後続に2打差で迎えた17番パー4では勝負を決定付けるバーディをマークし、最終18番もパーで締めてノーボギーの2アンダー70でホールアウト。3日間を通じてボギーは初日の2つのみと、ベテランらしい安定感を存分に発揮して、2013年以来2年ぶりとなるトロフィを獲得。ツアー通算4勝目を挙げた。

　通算8アンダーの単独2位には大山志保、通算7アンダー単独3位には穴井詩が入った。表と同じくトップタイから出た大山だったが4番でボギーが先行すると、サンデーバックナインでもスコアを伸ばせず。1オーバー73でホールアウトとなり、今季2勝目は翌週以降へ持ち越しとなっている。

　また、ツアー史上初のアマチュアでの2勝目を目指した勝みなみ（鹿児島高2年）は、2オーバー74とスコアを崩す悔しい結果に。1番からの7ホールで4ボギーを喫すると、その後3バーディを奪うなど意地を見せたが、最終日最終組の壁に跳ね返されたラウンドとなった。今季1勝の菊地絵理香は松森彩香、原江里菜らと並び、通算3アンダー9位タイとなっている。