国内女子ツアーのミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメントが26日、宮城県の利府ゴルフ倶楽部を舞台に第2ラウンドを終了。表純子と大山志保が通算9アンダーでリーダーボードのトップに並び、最終日を迎えることとなった。

　トップと5打差の18位タイから出た大山は、出だしの1番から4連続バーディとロケットスタートを決めると、6番からも連続バーディを奪い、前半を5アンダーで折り返す。さらに後半に入っても14番パー5でイーグルをマークするなど4つスコアを伸ばし、1イーグル、8バーディ、1ボギーの9アンダー「63」と猛チャージ。一気にリーダーボードを駆け上がり、今季2勝目に向けて最高の位置につけた。

　トップと3打差の単独3位には、アマチュアの勝みなみ（鹿児島高2年）。こちらも6バーディ、1ボギーの5アンダー67と大きくスコアを伸ばし、昨年4月に史上最年少優勝を達成して以来のトロフィを射程圏内に捉えている。通算3アンダーの5位タイには、服部真夕、原江里菜、穴井詩らが並んでいる。

　2位タイから出たアマチュアの蛭田みな美（石川高3年）は、3バーディ、4ボギーの1オーバー73とスコアを落とし、通算1アンダーで上田桃子、森田理香子、松森彩香らと同じ12位タイに後退。ディフェンディング・チャンピオンの酒井美紀は、鈴木愛、菊地絵理香らと通算イーブンパー19位タイとなっている。また、米ツアーから帰国参戦の宮里藍は、この日も3オーバー75とアンダーパーでラウンドすることは出来ず。通算8オーバー81位タイで国内ツアー3戦連続での予選落ちとなっている。