国内女子ツアーの今季公式戦第2戦 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯が13日、長崎県のパサージュ琴海アイランドゴルフクラブで最終ラウンドの競技を終了。テレサ・ルー（台）が1アンダー71で回り、通算7アンダーで今季4勝目を挙げた。

　トップタイから出たルーは、前半こそスコアカード通りの展開が続くも9番でこの日最初のバーディをマーク。単独首位で迎えたサンデーバックナインでは、14番でボギーを喫するが、16番でバーディを奪いリードを広げると、最終18番もバーディで締め、3バーディ、2ボギーでホールアウト。最終日はアンダーパーでラウンドしたのがわずか4人という高難度のコースを持ち前の安定感で攻略し、ツアー通算8勝目を手にした。

　前日に「64」をマークした上田桃子は、酒井美紀と並びトップと2打差の単独2位。1オーバーで迎えた後半最初の10番から連続ボギーを喫したことが大きく響いた。15番パー5ではバーディを奪い、ルーに1打差まで迫ったが今季初勝利はまたも持ち越しとなっている。

　史上2人目の3週連続優勝を狙ったイ・ボミ（韓）はイーブンパー72でラウンドし、通算4アンダーで単独4位。通算3アンダーの5位タイにはキム・ハヌル（韓）と昨季賞金女王のアン・ソンジュ（韓）が並んでいる。服部真夕は原江里菜らと同じ通算1アンダー7位タイとなっている。