T.ピータースが優勝へ王手 P.エドバーグが1打差で追う
2015年8月30日(日)午前9:45
欧州ツアーのD+D レアル・チェコ・マスターズは現地時間29日、チェコ・プラハのアルバトロス・ゴルフリゾートを舞台に第3ラウンドの競技を終了。トーマス・ピータース(ベルギー)が7アンダー65と大きくスコアを伸ばし、通算17アンダーで優勝に王手をかけた。
単独3位からスタートしたピータース。1番パー5でいきなりイーグルをマークすると、その後の前半で3つスコアを伸ばし5アンダーでバックナインへ。後半に入り10番でバーディを先行させると、11番パー4はダブルボギーとするも、直後の12番からの5ホールで3バーディを取り返し、1イーグル、7バーディ、1ダブルボギーの内容でラウンドを終えた。
「11番は自分のミス。もっと少ないスコアを回れたと思うけど、この結果にはハッピーだよ」とプレーを振り返った23歳。「ショットもパットも良かった。とても良い終わり方ができたけど、ミスから学ばないといけないこともある」と最終日のプレーに向けて気を引き締めた。優勝へのカギは「最初の6ホールで我慢すること」と語ったが、果たしてトロフィを掴むことはできるだろうか。
トップと1打差の単独2位にはペール・エドバーグ(スウェーデン)、通算13アンダーの単独3位にはトービヨン・オルセン(デンマーク)がつけている。前日首位タイのマシュー・フィッツパトリック(英)は、ロバート・ディンウィディ(英)と並び通算12アンダー4位タイに後退。ビクトル・ドゥブイソン(仏)は、2アンダー70で回り通算6アンダー24位タイとなっている。