国内女子ツアーのNEC軽井沢72ゴルフトーナメントが15日、長野県の軽井沢72ゴルフ 北コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。テレサ・ルーが通算14アンダーまでスコアを伸ばし、今季3勝目を手にした。

　トップと2打差の単独3位から出たルー。前日は1アンダー71と伸び悩んだものの、この日は立ち上がりの1番からバーディを奪う幸先の良いスタートを切ると、3番、5番でもスコアを伸ばして前半を3アンダーで折り返す。単独首位で迎えたサンデーバックナインでは11番のバーディなどでリードを広げ、ノーボギーの5アンダー67と完璧なゴルフを披露。ツアー通算7勝目を挙げた。

　トップと2打差の2位タイには、第2ラウンドでアルバトロスを達成した渡邉彩香と酒井美紀。両者ともに、6打差14位タイから7アンダー65と猛チャージを見せたものの及ばなかった。通算11アンダーの4位タイには、「67」で回ったホステスプロの原江里菜、前週優勝の西山ゆかり、大山志保、単独首位から出た服部真夕が並んでいる。

　通算10アンダーの8位タイには藤本麻子とペ・ヒキョン（韓）。通算9アンダーの10位タイには申ジエ（韓）と永峰咲希が入っている。ディフェンディング・チャンピオンのイ・ボミ（韓）は、バックナインで3バーディを奪い3アンダー69。通算8アンダー12位タイで大会を終えている。