凱旋出場の松山、終盤に巻き返し4打差34位タイ発進!
2015年7月23日(木)午後7:29
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1988年大会以来の月曜日決着となった全英オープンから強行スケジュールで福島に乗り込んだ松山英樹は、終盤に巻き返してまずまずのスタートを切った。
23日、国内男子ツアーのダンロップ・スリクソン福島オープンが同地のグランディ那須白河ゴルフクラブで華々しく開幕。昨年11月のダンロップフェニックストーナメント以来の国内参戦となった松山英樹は2アンダー70で回り、6アンダー66でトップに並ぶ室田淳、星野英正、正岡竜二、S・K・ホ(韓)に4打差の34位タイにつけた。
「(全英オープンは)優勝を目指していたのでこの位置(18位タイ)は悔しいし、不甲斐なく思う。今週はこの悔しさをぶつけて優勝を目指していけたらいい」と白星を狙ってスタートした松山だったが、立ち上がりの11番(インスタート)でいきなりボギーが先行。それでもその後はバーディ3つ、ボギー2つで切り抜け、イーブンパーでハーフターンする。
後半は1番でボギーを先に喫し再び後退するも、上がり4ホールできっちり3バーディを奪取。6バーディ、4ボギーと出入りの激しいゴルフながら、海外メジャーの優勝候補に挙げられるトッププレーヤーらしく最終的にはスコアを2アンダーにまとめた。大会主催スポンサーと用品契約を結んでいるだけに、ホストプロとして“優勝”という最高の形で大会を締めくくりたい。
なお、上位はトップグループと1打差の5位タイにディフェンディング・チャンピオンの小平智、昨季賞金王の小田孔明、松山と同組で回る山下和宏ら9人。今季1勝をマークしている武藤俊憲が4アンダー68で14位タイに続き、46歳の藤田寛之は2アンダー70の34位タイで初日を終了。全英オープン帰国組は松山、小田、藤田の他、岩田寛(イーブンパー70位タイ)、手嶋多一(1オーバー88位タイ)、池田勇太(2オーバー104位タイ)、富村真治(4オーバー119位タイ)とそれぞれ出遅れている。
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