来季の米下部ウェブ・ドットコム・ツアー出場権をかけたファイナル・クォリファイング・スクール（最終予選会）は現地時間15日、フロリダ州PGAナショナルのチャンピオンC（CC）と、ファジオC（FC）を舞台に第5ラウンドの競技を行った。チャンピオンCを回った小平智が、4アンダー67をマーク。通算スコアを3オーバーとして、前日の121位タイから103位タイまで順位を上げた。

　前日「77」で大きく順位を落とした小平だったが、この日は第4ラウンドを10ストローク上回る好プレーを披露した。それでも出場権を獲得できる合格ラインまで10打差あり、ツアーカードはほぼ絶望的。明日の最終日は、5日間でつかんだ手応えを糧に奇跡を起こせるか？

　通算22アンダーでトップを走るのは、カナダ出身のバード・フリッチェ（FC）。5打差の単独2位にアンドリュー・ランドリー（米／FC）、通算15アンダー3位タイにライン・ギブソン（米／FC）とマット・ファスト（米／FC）の2人が続いている。

　なお、最終予選優勝者には来季のフル出場権が、トップ10に入れば少なくとも3回目の入れ替えまで、45位以内に入れば2回目の入れ替えまでツアーカードが保証される。