タイガー・ウッズ（米）がホストを務めるチャリティイベントのヒーロー・ワールド・チャレンジを制したジョーダン・スピース（米）が、今年7月以来となる世界ランキングトップ10返り咲きを果たした。

　オーストラリアンGCシドニー（オーストラリア）を舞台に開催された豪州＆ワンアジアツアー共催のエミレーツ・オーストラリアン・オープンで圧勝を飾りヒーロー・ワールド・チャレンジに臨んだスピースは、この大会でも後続に10ストローク差をつける完全優勝。46ポイントを加算し、リッキー・ファウラー（米／同10位）とマット・クーチャー（米／同11位）を抜いて、同ランク9位に浮上した。

　また、欧州ツアー2014-15シーズン開幕戦のネッドバンク・ゴルフチャレンジで勝ったダニー・ウィレット（英）が、前週までの同ランク84位から56位にランクアップ。国内男子ツアー今季最終戦のゴルフ日本シリーズＪＴカップで大会3勝目を挙げた宮本勝昌は、17ポイントを加えて同247位から154位にジャンプアップした。

　同ランク1位は、ローリー・マキロイ（北アイルランド）で変わらず。2位ヘンリック・ステンソン（スウェーデン）、3位アダム・スコット（豪）、4位バッバ・ワトソン（米）まで変動はない。松山英樹も同16位をキープした。