現地時間1日に最新のゴルフ世界ランキングが発表され、21歳のジョーダン・スピース（米）が前週から3ランクアップを果たした。

　オーストラリアンGCシドニーを舞台に開催された豪州＆ワンアジアツアー共催のエミレーツ・オーストラリアン・オープンで、後続に6ストロークの大差をつけて圧勝を飾ったスピースは、試合前の同ランク14位から11位に浮上。今年7月以来となるトップ10返り咲きを射程に収めた。最終日には8アンダー63をマーク。「これまでのキャリアで最も素晴らしいラウンドで、最高の勝利だった」と歓喜し、タイトルを守るため来年シドニーに戻ってくることを誓った。

　一方、国内男子ツアーのカシオワールドオープンゴルフトーナメントで、ツアー28勝目を飾った片山晋呉が16ポイントを加算。前週までの同ランク110位から78位にジャンプアップした。

　上位は、1位ローリー・マキロイ（北アイルランド）、2位ヘンリック・ステンソン（スウェーデン）、3位アダム・スコット（豪）、4位バッバ・ワトソン（米）で変わらず。松山英樹も同16位をキープ、現在国内ツアー賞金ランクトップの小田孔明も世界ランク54位で変動していない。