オフ恒例の国内3大ツアーによる対抗戦、Hitachi 3Tours Championship 2014（4日／千葉県、平川カントリークラブ）の出場選手がついに決まった。選ばれたのは11月2日終了時点での各ツアー賞金ランキング上位3名に、推薦選手3名を加えた全18選手。

　気になる出場選手だが、JGTOチームは藤田寛之を筆頭に、池田勇太（キャプテン）、金亨成（韓）がランキングにより選出。初出場となる竹谷佳孝、近藤共弘、宮本勝昌が会長選出により選ばれた。PGAチームは、シニアツアー賞金王の倉本昌弘、尾崎直道、奥田靖己、青木功（キャプテン）、中嶋常幸、室田淳といった常連が名を連ねている。

　対照的に新鮮な顔ぶれがそろったのがLPGAチーム。アン・ソンジュ（韓）、大山志保は過去に出場があるものの、今シーズン3勝でキャプテンを務める成田美寿々に加え、イ・ボミ（韓）、申ジエ（韓）、酒井美紀と、6選手中4選手が初出場というフレッシュなチームが出来上がった。

　昨年はエース松山英樹をケガで欠いたものの、団結力を見せたJGTOが3年ぶりの優勝。過去9回の開催ではJGTOが5勝、LPGAが2勝、PGAが2勝となっている。

　競技はインコース9ホールのみを使用し、ダブルスによる1stステージ、シングルスによる2ndステージに分けて実施。ステージ毎に1位チームに3ポイント、2位チームに2ポイント、3位チームに1ポイントが与えられ、各チームの獲得したポイント累計により最終順位を決定する。尚、プレーオフは行われない。