静岡県の太平洋クラブ 御殿場コースで開催された国内男子ツアーの三井住友ＶＩＳＡ太平洋マスターズ。世界ランキングNo.3バッバ・ワトソン（米）の参戦で沸いた大会で3位タイに入った近藤共弘が、現地時間17日発表の同ランキングでトップ100入りを果たした。

　2アンダーで迎えた勝負どころのサンデーバックナイン。11番でさらに1つスコアを伸ばした近藤は、最終18番で値千金のイーグル奪取に成功して、優勝したデービッド・オー（米）に2打差の好成績を残した。ワトソン出場のため、同大会で獲得できるポイントは前週より大きく、3位タイでも8.4ポイントを加算し自己最高の同ランク97位となった。

　その他、欧州ツアーのファイナル・シリーズ第3戦 ターキッシュ・エアラインズ・オープンを制したブルックス・コープカ（米）が、48ポイントを加えて同ランク61位から35位に浮上。メキシコのエル・カマレオンGC at ザ・マヤコバ・リゾートで開催された米男子ツアーのOHLクラシック at マヤコバで勝ったチャーリー・ホフマン（米）は、21ランクアップして同69位に順位を上げた。

　上位は、欧州ツアーの年間王者に輝いたローリー・マキロイ（北アイルランド）がNo.1をキープ。同2位アダム・スコット（豪）、同3位ワトソンまで変動はないが、ターキッシュ・エアラインズ・オープンで単独3位に入ったヘンリック・ステンソン（スウェーデン）は、2ランクアップして同4位になっている。日本勢トップは、1ランクアップした松山英樹の20位。