国内女子ツアーは5日から7日にかけて全国4会場を舞台にセカンドQT（クォリファイングトーナメント＝予選会）を開催。今年度のプロテストを合格した山田成美、柏原明日架やサマンサタバサ所属プロの山村彩恵、ベテランの鬼澤信子らが、今月末行われるサードQTにコマを進めた。

　特に存在感を放ったのがD地区（広島県、リージャスクレストゴルフクラブ グランドコース）の予選会に参加した山田。レギュラーツアーでは12戦に出場して予選通過が1回と苦戦が続いていたが、3日間を通じてオーバーパーをひとつも叩かない安定したゴルフで地区トップ通過を果たした。

　同じくD地区では山村、永田あおい、大城さつきらがセカンドQTを通過。A地区（茨城県、ロックヒルゴルフクラブ レイクコース）では佐々木慶子、鎌田ヒロミ、下村真由美ら、B地区（群馬県、ローズベイカントリークラブ）では鬼澤、向山唯、保坂真由ら、C地区（三重県、ココパリゾートクラブ 白山ヴィレッジゴルフコース）では柏原、倉田珠里亜、鬼頭桜らが突破を決めている。

　一方、産後初のツアー復帰を目指した東尾理子、片平光紀、竹村真琴、馬場由美子、横峯瑠依らはここで姿を消すことに。サードQTは25日から27日にかけてA地区：麻生カントリークラブ（茨城県）、B地区：三木ゴルフ倶楽部（兵庫県）の2会場を舞台に行われ、そこを通過すると晴れてファイナルQT（12月2?5日／静岡県、葛城ゴルフ倶楽部 宇刈コース）出場権を獲得できる。