米男子ツアーのサンダーソンファーム選手権が現地時間6日、ミシシッピ州カントリークラブ・オブ・ジャクソンを舞台に開幕する。WGC-HSBCチャンピオンズ（中国・上海）との同週開催で、WGC最終戦に出場権を持たない下位選手たちがしのぎを削る。

　2013年シーズン以来、2季ぶりの開催となる今大会は、開催時期や以前のアナンデールGCから舞台を移すなどフォーマットを一新。さらに優勝賞金も増額されるなど、ビッグトーナメントの裏大会とはいえ、ランキングの下位選手としては一攫千金の大チャンスだ。

　2年前の大会では、当時49歳だったウッディ・オースティン（米）がプレーオフを制して優勝を飾ったが、今季は若い選手に注目が集まる。中でも、パワーランキング（優勝予想）の1位となったハドソン・スワフォード（米）は、ツアー2年目の今季開幕から3試合をいずれもトップ20でフィニッシュするなど好調だ。

　さらに、ツアー1年目のトニー・フィナウ（米）も開幕からの3試合全てで上位進出を果たしており、早くもベストルーキーの呼び声が高い。また、ツアー5勝を誇るニック・ワトニー（米）、連覇を目指すオースティン、ザ・マクグラドレー・クラシックを制したロバート・ストレブ（米）など、実力者も多く参戦。誰が賞金獲得バトルを制するのか注目だ！

　なお、今大会に日本人選手は出場しない。