米男子ツアーのザ・マクグラドレー・クラシックは現地時間24日、ジョージア州のシー・アイランド・リゾートを舞台に第2ラウンドの競技を終了。この日29位タイで出たラッセル・ヘンリー（米）が7アンダー63と爆発し、通算9アンダーで単独トップに立った。

　インスタートだったヘンリーは、10番でいきなりボギーを叩いたものの、14番でバーディを奪うと16番、18番もバーディ。アウトでは3連続を含め5つのバーディ（ノーボギー）を量産し「63」をマークした。16番では残り92ヤードの第2打をベタピンで寄せるなどショットが冴えた他、ストロークス・ゲインド・パッティングも3.727を記録。ショット、パットともに好調で、ツアー通算3勝目に向け最高の位置につけた。

　一方、初日5位タイと好発進を切った日本男子ツアー1勝のパク・エスジェイ（韓）は、14番パー4でダブルボギーを叩いたことが響いて1オーバー71。マット・クーチャー（米）、ジャスティン・レナード（米）、ウェブ・シンプソン（米）らと並ぶ通算3アンダー28位タイまで順位を下げてしまった。

　その他、6アンダー64で回ったブレンドン・デ・ヨング（ジンバブエ）とブライアン・ハーマン（米）、アンドリュー・サボボダ（米）の3人が通算8アンダーで並び2位タイ。マーク・ウィルソン（米）らが通算7アンダーで5位タイに続く展開となっている。また、ディフェンディング・チャンピオンのクリス・カーク（米）が、通算5アンダーで前日の29位タイから10位タイに浮上した。