国内女子ツアーのNOBUTA GROUP マスターズGCレディースは23日、兵庫県のマスターズゴルフ倶楽部を舞台に第1ラウンドンの競技を終了。現在賞金ランク12位の大山志保が7アンダー65で回り、今季2勝目に向けて単独首位となった。

　4日間で競われる今大会。インスタートの大山は、出だしの10番でバーディを奪うと、12番、14番、17番でもスコアを伸ばし、前半を4アンダーで終える。後半も安定感抜群のゴルフで3バーディを奪取。ノーボギーの7アンダー65をマークし、絶好のスタートを切った。

　1打差の2位タイには、現在賞金ランクでトップを走るアン・ソンジュ（韓）、上田桃子が入った。アンと上田は共に7バーディ、1ボギーの6アンダ?66でラウンドした。4アンダー68の4位タイには、同ランク6位の酒井美紀の他、若林舞衣子、大江香織、藤本麻子の4人が並んでいる。

　また、今大会には米女子ツアー通算10勝を誇るポーラ・クリーマー（米）が参戦。初日は4バーディ、1ボギーの3アンダー69をマークし、テレサ・ルー（台）、不動裕理、藤田幸希、金田久美子らと並び8位タイでのスタートとなっている。

　昨季賞金女王の森田理香子は2アンダー70で、原江里奈、鈴木愛、渡邉彩香らと並び19位タイ。4月にツアー史上最年少優勝（15歳293日）を成し遂げたアマチュア勝みなみ（鹿児島高1年）は1オーバー73で57位タイ、ディフェンディング・チャンピオンの横峯さくらは3オーバー75の84位タイと出遅れている。