国内女子ツアーの富士通レディースは18日、千葉県東急セブンハンドレッドクラブ 西コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。首位と6打差の9位タイからスタートした横峯さくらが7アンダー65の好スコアをマークし、通算9アンダー単独3位に浮上した。

　横峯は前半1番をバーディとすると、3番、9番でもバーディ。さらに後半も10番からの7ホールで4つスコアを伸ばし、7バーディ、ノーボギーの会心のゴルフを披露した。通算11アンダーで単独トップに立ったアン・ソンジュ（韓）とはわずか2打差と、今季初勝利を射程圏内に捉えている。

　その他の上位陣は、アンに1打差の単独2位に菊地絵理香、通算8アンダー単独4位にO.サタヤ（タイ）がつけ、現在賞金ランキング4位の成田美寿々は吉田弓美子、木戸愛らとともに通算3アンダー11位タイに続いている。

　また、初日35位タイ発進の宮里藍は、1オーバーで迎えた後半13番パー3で貴重なバーディを奪取し、3バーディ、3ボギーのイーブンパー72。通算イーブンパー29位タイから最終日の巻き返しを狙う。

　宮里美香はディフェンディング・チャンピオンのイ・ナリ（韓）、諸見里しのぶ、笠りつ子、渡邉彩香、アマチュアの永井花奈（日出高2年）らと通算1オーバー36位タイで予選を通過している。