池田が3打差単独トップ浮上! A.スコットは大きく順位を落とす
2014年10月18日(土)午後5:25
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国内男子ツアーの今季公式戦第3戦 日本オープンゴルフ選手権競技は18日、千葉県の千葉カントリークラブ 梅郷コースを舞台に第3ラウンドの競技を終了。4アンダー66でプレーした池田勇太が通算12アンダーで単独首位に浮上し、今季初優勝に王手をかけた。
首位と1打差の単独2位から出た池田は、前半で1つスコアを伸ばすと、後半は11番バーディ、12番ボギーとした後の13番でバーディを奪う。さらに15番でもスコアを伸ばしてこの時点でトップに立つと、18番パー5でも第3打をピンそばに寄せてバーディ。本人が「課題」と語っていた3日目を後続に3打差の単独首位で終え、2009年以来となるメジャータイトル獲得へ最終日を残すのみとなった。
通算9アンダー2位タイには、プラヤド・マークセン(タイ)とこの大会を2度制している片山晋吾が並んだ。マークセンは前半で4バーディ、2ボギーと2つスコアを伸ばしたが、後半はバーディを奪えず2ボギー。イーブンパー70にとどまった。
一方の片山は1番をバーディとした後、2番でダブルボギーを叩いて前半を1オーバーで折り返す。しかし後半は12番、13番でスコアを伸ばすと、上がり2ホールも連続バーディとして3アンダー67。最終日の優勝争いについては「この大会は追いかけるほうが楽。3度目の日本オープンを勝ちたい気持ちは誰にも負けない」と、自信を見せていた。
また、19位タイからスタートしたアダム・スコット(豪)は前半を5オーバー40で折り返すと、後半も巻き返すことができず。結局2バーディ、3ボギー、2ダブルボギーの5オーバー75の乱調で、通算5オーバー47位タイに大きく順位を落としている。