最終日中止で36ホール決着 A.レヴィのツアー2勝目が決定
2014年10月13日(月)午前9:31
欧州ツアーのポルトガル・マスターズ(ポルトガル、オセアニコ・ビクトリアGC)は現地時間12日、最終ラウンドとなる第3ラウンドの競技を予定していたが、豪雨の影響で中止となり第2ラウンドを終えて首位に立っていたアレクサンダー・レヴィ(仏)の優勝が決まった。
初日、2日目(2日ともに順延)にわたった激しい雨と雷の影響で54ホールに短縮されることが決まっていた今大会。11日に第2ラウンドが完遂され、12日は第3ラウンド(実質の最終ラウンド)が予定されていた。しかし、最終組がスタートした直後に豪雨のためコースの一部がプレー不能となり、その2時間後に36ホール終了時点での成績がそのまま最終結果として採用される決定が下されたわけだ。
この結果、2ラウンドを「63」「61」で回り通算18アンダーとしていたレヴィのツアー2勝目が確定。彼は10日に第2ラウンドを終えることが出来た選手のひとりだった。これには「今回は特別な感じがします」と当の本人。次週はボルボ世界マッチプレー選手権(15?19日/英、ザ・ロンドンGC)、そしてファイナルシリーズの結末も近づくが「この始めの2ラウンドのようにプレーしたい」とコメントしている。
初日、ツアー記録の「59」にあと一歩まで迫る「60」をマークしたニコラス・コルサーツ(ベルギー)は通算15アンダー単独2位で終戦。通算13アンダー単独3位にフェリペ・アギュラー(チリ)、通算11アンダー4位タイにはロメイン・ウォッテル(仏)、モルテン・マドセン(デンマーク)、リチャード・ブランド(英)の3人が入った。
ディフェンディング・チャンピオンのデビッド・リン(英)は通算3アンダー58位タイ。また、大会前にシーズン初優勝に意欲を見せていたマッテオ・マナセロ(伊)は通算1アンダー80位タイに終わっている。