国内女子ツアーのスタンレーレディスゴルフトーナメントが11日、静岡県の東名カントリークラブを舞台に第2ラウンドの競技を終えた。首位タイからスタートした李知姫（韓）が6バーディ、1ボギーの5アンダー67でラウンドし、リーダーボードのトップを守った。

　単独2位には、3位タイからスタートした成田美寿々。前半は5番でボギーを叩くものの、8番でイーグルを奪うと、後半では15番、18番でバーディを奪い、1イーグル、2バーディ、1ボギーの3アンダー69をマーク。首位との差は詰められなったものの、最終日の優勝争いに踏みとどまった。

　4打差の単独3位には、現在賞金ランク2位のアン・ソンジュ（韓）。通算7アンダーの4位タイには、同ランク6位の酒井美紀、同9位の　原江里菜、アマチュアの佐藤耀穂（埼玉栄高3年）の3人が並んでいる。

　同ランク首位を走るイ・ボミ（韓）は、通算6アンダ?で昨季賞金女王の森田理香子らと並んで7位タイ。横峯さくらは後半の3ボギーが響き、スコアを2つ伸ばすにとどまって、通算4アンダーの15位タイとなっている。

　この日のベストスコアは、日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯を制した鈴木愛。7バーディ、1ボギーの6アンダ?66をマークし、前日の90位タイから24位タイへジャンプアップした。米女子ツアー常駐組の有村智恵は、イーブンパーとスコアを伸ばすことができず、通算1アンダーで32位タイとなっている。