国内女子ツアーのスタンレーレディスゴルフトーナメントが10日、静岡県の東名カントリークラブを舞台に第1ラウンドの競技を終えた。ともに7バーディ、ノーボギーと完璧なゴルフを展開し、7アンダー65でラウンドしたO.サタヤ（タイ）、李知姫（韓）の2人がリーダボードのトップを分け合った。

　1打差の3位タイには、現在賞金ランクで日本人最上位（4位）につける成田美寿々と、ツアー初勝利を狙う豊永志帆が入った。成田は出だしの2ホールを連続バーディとすると、後半も12番からの7ホールで4つスコアを伸ばし、7月のサマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント以来となる、今季4勝目を狙える位置につけた。

　5アンダー67の5位タイには、原江里菜と鬼澤信子。3打差の7位タイにはプロ4戦目となる堀琴音が、賞金ランク2位のアン・ソンジュ（韓）ら3人と並んでいる。同ランク6位の酒井美紀は、上田桃子らと3アンダー69で11位タイとなっている。

　横峯さくらは2アンダー70で、賞金ランクトップのイ・ボミ（韓）、藤田光里、渡邉彩香らと共に21位タイ。この大会を3度制している有村智恵は1アンダー71で、昨季賞金女王の森田理香子らと35位タイ発進となった。