国内女子ツアーの今季公式戦第3戦 日本女子オープンゴルフ選手権競技（滋賀県、琵琶湖カントリー倶楽部 栗東／三上コース）は5日、最終ラウンドの競技を終了。5打差11位タイからスタートしたテレサ・ルー（台）が通算8アンダーまでスコアを伸ばし、自身初のメジャー制覇を達成している。

　前週のダンロップ女子オープンでは最終日に崩れて優勝を逃したルー。この日はリベンジとばかりに1番から3連続バーディを奪取すると、8番でもスコアを伸ばして4アンダーで折り返す。さらに10番、11番でバーディを加え、6バーディ、1ボギーの5アンダー67で回って逆転で今季2勝目、ツアー通算3勝目を挙げた。

　1打差の単独2位にはイ・ナリ（韓）。17番で値千金のチップインバーディで奪って首位のルーに並んだが、最終18番で2オンに失敗してボギーを叩き、今季初勝利を逃した。

　その他上位陣は、日本勢最高の単独3位にアマチュアの永井花奈（日出高2年）。4番パー4でイーグルを奪うなど、2アンダー70でラウンドして通算6アンダーで4日間の競技を終えた。通算5アンダー単独4位にアン・ソンジュ（韓）、通算4アンダー単独5位にはメジャー2連勝を狙った鈴木愛が入っている。

　また、申ジエ（韓）が大山志保、菊地絵理香らと並ぶ通算3アンダー6位タイ。イ・ボミ（韓）は有村智恵、原江里菜と同じ通算1アンダー13位タイとなった。ディフェンディング・チャンピオンの宮里美香は横峯さくら、工藤遥加と通算2オーバー21位タイで並んでフィニッシュしている。