国内女子ツアーの今季公式戦第3戦 日本女子オープンゴルフ選手権競技は2日、滋賀県の琵琶湖カントリー倶楽部 栗東／三上コースを舞台に開幕し、第1ラウンドの競技を終えた。プロ3年目、ツアー初勝利を目指す東浩子が5アンダー67をマークして、後続に1打差をつけて単独首位に立った。

　この日インスタートの東は前半に4つスコアを伸ばすと、後半出だしの1番をイーグルとする。その後2つスコアを落とすも、5番からの連続バーディで取り返し、1イーグル、6バーディ、3ボギーの5アンダー67で回り、絶好のスタートを切った。

　1打差の2位タイには、日本女子プロ覇者の鈴木愛、昨季大会で2位タイの菊地絵理香、穴井詩の3人が並んでいる。3アンダー69の5位タイには連覇を目指す宮里美香、現在賞金ランク2位のアン・ソンジュ（韓）、テレサ・ルー（台）ら実力者の中に、ノーボギーの安定したゴルフを見せたアマチュアの永井花奈（日出高2年）がつけている。

　前週優勝の酒井美紀は2アンダー70で13位タイ。目下賞金ランクトップのイ・ボミ（韓）は1アンダー71で回り、同ランク3位の申ジエ（韓）、横峯さくら、有村智恵らと並び18位タイからのスタートとなった。同ランク日本人最上位の4位につける成田美寿々はイーブンパー72でプレーして、アマチュアの勝みなみ（鹿児島高1年）らと並ぶ28位タイとなっている。

　また、米女子ツアー常駐組の上原彩子は2バーディ、3ボギーの1オーバー73で36位タイ。野村敏京は5バーディ、7ボギー、1トリプルボギーと出入りの激しいゴルフで5オーバー77。89位タイと大きく出遅れている。