WGC-マッチプレー選手権の新スポンサーにキャデラックが就任したことが明らかになった。

　米男子ツアーとキャデラックはデジタルチャンネルにて同大会のタイトルスポンサー契約を発表した。新名称は「WGC-キャデラック・マッチプレー選手権」。7月に発表された来季のスケジュール通り、カリフォルニア州のTPCハーディング・パークを舞台に2015年4月29日から5月3日の日程で開催する。

　これまでWGC-キャデラック選手権のタイトルスポンサーを務めてきたキャデラック。今回の契約に際し戦術ディレクターを務めるメロディ・リー氏は「WGC（世界ゴルフ選手権）はトッププレーヤーたちのためにグローバルなステージを提供する。我々とWGCとのパートナーシップがマッチプレー選手権にまで広がったのは自然な流れだった」とコメント。

　米ツアーコミッショナーのティム・フィンチェム氏も「キャデラックと協力関係を結ぶことが出来たことを嬉しく思う。キャデラックは既にWGC-キャデラック選手権のスポンサーとして大会の格を高め、マーケティングでの成功に結びつけた。キャデラックがTPCハーディング・パークでも同様の成功を収められると確信しているよ」と絶大の信頼で応えた。

　今年はジェイソン・デイ（豪）の優勝で幕を閉じたマッチプレー選手権。来年からはフォーマットの変更も発表されている。これまでは64選手が1回戦から決勝までノックアウト方式で戦う形がとられてきたが、15年以降は64選手を16組に分けて総当たり戦を行い各組1位の16人がノックアウトステージに進む形式に変わる。キャデラックと組んだマッチプレー選手権が、今後どのような発展を遂げていくのか今から楽しみだ。