国内女子ツアーのマンシングウェアレディース東海クラシックは21日、愛知県の新南愛知カントリークラブ 美浜コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。1打差2位タイからスタートした申ジエ（韓）が5アンダー67でプレーして、通算14アンダーでトーナメントを制した。

　賞金ランキング4位で今大会に挑んだ申は、前半で2つスコアを伸ばすと、トップと2打差で迎えた後半に15番から正確なショットで3連続バーディを奪い逆転。この日は5バーディ、ノーボギーとさすがのゴルフで、今季ツアー最多となる4勝目を挙げ、賞金ランクでも2位に浮上した。

　1打差単独2位にイ・ナリ（韓）。15番までに1イーグル、4バーディとスコアを伸ばして首位に立ったが、16番以降で後続を引き離すことが出来ず。通算11アンダー3位タイには北田瑠衣と、この日最少スコア「64」を叩き出したリ・エスド（韓）が続いた。

　連覇を狙った横峯さくらは最終日に本領を発揮。7バーディ、2ボギーと5つスコアを伸ばして、通算8アンダーで前日の22位タイから6位タイと大きく順位を上げた。また、初優勝をかけて最終日を首位でスタートした福田真未は、6番でダブルボギーを叩くなど、4オーバー76でスコアを落とし、通算6アンダーの12位タイで4日間を終えている。