国内女子ツアーのヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップが、高知県の土佐カントリークラブを舞台に開幕した。13日に行われた第1ラウンドでは、2012年賞金女王の全美貞（韓）がスタートから8ホールで6バーディを奪取するなど8アンダー64の猛ジャージ。後続に3打差をつけるロケットスタートを決めた。

　全を2位タイから追うのは、こちらも2007年の賞金女王である上田桃子ら3人。出だしの10番（イン）でバーディを先行させると、中盤の18番から5ホールで4バーディを奪う。残り5ホールはイーブンパーを並べ、ノーボギーの5アンダー67でホールアウト。開幕戦のダイキンオーキッドレディスで8位タイに入った好調さをキープしている。今年の目標は、ずばり「年間10勝」。2003年の不動裕理以来となる大記録に向け、まずは今大会を制してシーズン序盤戦を優位に進めたいところだ。

　その他、木戸愛、藤田幸希らが4アンダー68で5位タイ。ロレックスランキング（女子世界ランキング）No.4のフォン・シャンシャン（中）が大山志保、成田美寿々、鈴木愛らと同じ2アンダー70の15位タイに続いている。

　また、1オーバー73の48位タイに森田理香子、イ・ボミ（韓）、ディフェンディング・チャンピオンの一ノ瀬優希、ホステスプロの原江里菜、開幕戦を制したテレサ・ルー（台）ら。アマチュアの勝みなみ（鹿児島高1年）は、2オーバー74でアン・ソンジュ（韓）と並ぶ61位タイと出遅れた。

　なお、注目の香妻琴乃は腰痛のため、大会直前に欠場を発表している。

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