国内女子ツアーの今季第23戦 CAT Ladiesが23日、神奈川県の大箱根カントリークラブで第2ラウンドの競技を終えた。前日猛チャージをかけ、6アンダー67の首位でスタートした森田理香子が5バーディ、3ボギーの2アンダー71で回り、通算8アンダーでトップをキープした。

　この日は雨の影響もあり、多くの選手がパーキープすらできないコンディション。その中で森田は、出だしの2ホールを連続バーディとすると、1つスコアを落とした後の9番でもバーディを奪い返す。後半でも1つスコアを伸ばしたが、昨日もボギーを叩いた18番で再びスコアを落とし、後続とは3打差で最終日を迎えることとなった。

　通算5アンダーの単独2位には、3位タイでスタートした上田桃子。前半は1バーディ、1ボギーと苦しんだが、後半は2バーディ、ノーボギーでまとめて、スコアを伸ばした。通算4アンダーの3位タイには、この日最少の『70』でラウンドした渡邉彩香、現在賞金ランクトップのイ・ボミ（韓）、単独2位でスタートした山本薫里が並んでいる。

　通算イーブンパーの8位タイには賞金ランク2位のアン・ソンジュ（韓）、今季2勝目を狙うテレサ・ルー（台）など4人が並んでいる。また、同ランク3位の成田美寿々は3オーバー76の通算4オーバー30位タイ、同4位の酒井美紀も同じく3オーバー76通算6オーバー45位タイで辛くも予選通過となった。