米男子ツアーのプレーオフシリーズ初戦 ザ・バークレイズ（現地時間21?24日／ニュージャージー州リッジ・ウッドCC）のパワーランキング（優勝予想）が発表され、ローリー・マキロイ（北アイルランド）が1位に予想されている。

　全英オープン、WGC-ブリヂストン招待、全米プロゴルフ選手権と現在出場3試合連続優勝中のマキロイ。世界ランキングに加え、全米プロに勝ったことでフェデックスカップ・ポイントランキングトップにも浮上し、現在年間王者争いの最右翼だ。2位にはリッキー・ファウラー（米）が入った。今季はキャリアベスト（タイ）の7度のトップ10入りと好調だが、特筆すべきは大舞台での成績。メジャー4大会でトップ5（うち3大会でトップ3）入りを果たしており、年間王者を決める4戦で主役に躍り出る可能性も十分にある。

　以下上位は3位にジム・フューリック（米）、4位にセルヒオ・ガルシア（スペイン）、5位にジャスティン・ローズ（英）がランクイン。ディフェンディング・チャンピオンのアダム・スコット（豪）は6位予想だった。また、全米プロゴルフ選手権で今季初のトップ10フィニッシュを果たし復調の気配を見せるフィル・ミケルソン（米）は9位。「フェデックスカップで良いプレーをして今季を少しでも良いシーズンにしないとね」と語っているが、ラストスパートとなるだろうか。

　尚、日本勢は松山英樹、石川遼の2人が出場するが、両選手共に優勝予想トップ20にはランクインしてこなかった。