国内女子ツアーのｍｅｉｊｉ カップは9日、北海道の札幌国際カントリークラブ 島松コースで第2ラウンドの競技が行われ、この日7バーディ、1ボギーの「66」で回った申ジエ（韓）が、通算8アンダーで首位に立った。1打差の2位タイには、6バーティを奪った原江里奈、成田美寿々、テレサ・ルー（台）が続いている。

　以下、2打差の5位タイには昨季女王の森田理香子、賞金ランキング2位のイ・ボミ（韓）、酒井美紀、不動裕理の実力者4人。3打差の9位タイには、地元での大会となる藤田光理、前田陽子、笠りつ子が並んでいる。

　トップと3打差の11位タイでスタートした申は、2番をボギーとするものの、前半のうちに3つのバーディを奪う。すると後半では、12、13、15、17番でバーディを記録し、今シーズン2勝目に向けて、最高の位置で最終日を迎えることとなった。

　申と同じく、この日の最少スコアである「66」でホールアウトした原は、1番でバーディを奪うと、8番から3連続バーディ。13、17番でもスコアを伸ばし、こちらは6年ぶりの優勝をかけた最終ラウンドとなる。

　初日を首位で終えた佐伯三貴は、スタートの6ホールで4つのボギーを叩いてしまう。その後も2つスコアを戻すにとどまり、通算3アンダーの15位タイに沈んだ。初日を1アンダー71で終えていた横峯さくらは4バーディ、3ボギーでスコアを1つ伸ばしただけに終わり、この日2オーバー74だった上田桃子と並んで23位タイとなっている。

　なお、今大会がプロ初戦となった柏原明日架は、1アンダー71で回り、通算イーブンパーの32位で予選通過。同じくデビュー戦の堀琴音はスコアを2つ落とし、決勝ラウンド進出に1打足りず予選落ちとなった。