昨年の全米プロゴルフ選手権を制したジェイソン・ダフナーが長期離脱を示唆した。

　37歳のダフナーは、ディフェンディング・チャンピオンとして出場した今週の全米プロゴルフ選手権（現地時間7?10日／ケンタッキー州バルハラGC）を、初日の10番ホールを終えた時点で棄権。その状態が心配されていた。

　今年4月のマスターズから慢性的な首の痛みを抱えながらプレーしていたダフナーは「先週に状態が悪くなってから、今週はずっと悪いままだった今はプレーできる状態じゃない」と欠場を決めた理由を話した。

　ダフナーは、9月に開催される欧米チーム対抗戦ライダーカップ（9月26?28日／スコットランド、グレンイーグルス）に臨む米国代表チームのライダーカップ・ポイントランキングでも、自動選出される8位に入っている。しかし、復帰時期については「健康になった時にまたプレーを再開させるよ。それはザ・バークレイズ（21?24日／ニュージャージー州リッジ・ウッドCC）になるかもしれないし、来年になるかもしれないし、2016年のことかもしれない」と明言を避けた。いずれにしても、米ゴルフの実力者であるだけに、今後の詳しい情報が待たれる。