堀琴音＆柏原明日架のプロ初ラウンドは改めてプロの厳しさを知る結果となった。

　国内女子ツアーのｍｅｉｊｉ カップは8日、北海道の札幌国際カントリークラブ 島松コースを舞台に開幕。今大会には先週プロテストを合格した26人の中から4人のルーキーが参戦しているが、注目の堀と柏原はそろって1オーバー73の53位タイで初日の競技を終えている。

　堀の1組前からスタートした柏原は前半を終えてノーボギーの3アンダーと好発進。だが、10番でこの日初のボギーを叩くと後半はノーバーディ、4ボギーとスコアを落として通算1オーバー53位タイに後退。同組の不動裕理（4アンダー68の3位タイ）、酒井美紀（3アンダー69の6位タイ）とは対照的に上位進出とはならなかった。

　一方の堀もこの日1バーディ、2ボギーと見せ場を作ることが出来ず。5アンダー67で回った佐伯三貴、テレサ・ルー（台）とは6打離されてしまった。しかし今一線で活躍している選手もプロ初ラウンドでは苦しんでいる。昨季賞金女王に輝いた森田理香子ですら公式戦の舞台ではあったものの「77」（2008年日本女子オープン）と叩いている。

　2人の挑戦はまだ始まったばかり。今後2人はどんなプロセスをたどっていくのだろうか？