海外男子
ライダーカップを巡る争いは佳境に… P.ミケルソンは逆転出場なるか?
2014年8月5日(火)午後5:10
9月に開催される欧米チーム対抗戦ライダーカップ(現地時間9月26?28日/スコットランド、グレンイーグルス)に臨む米国代表チームのメンバー争いが佳境に入っている。代表チームは、今週開催される全米プロゴルフ選手権(7?10日/ケンタッキー州バルハラGC)終了時までのライダーカップ・ポイントランキング上位9人と、同代表キャプテンであるトム・ワトソンが選ぶ3人の推薦選手によって構成される。
2年に1度行われる同大会だが、今回はメンバー選考に“波乱”が起きている。米ゴルフの顔とも言えるタイガー・ウッズ&フィル・ミケルソンの両選手が同ポイントランキングで自動選出外に沈んでいるのだ。
今年3月に左ヒザの手術を受け、復帰後3試合しか戦っていないタイガーは同ランキングで69位。3日まで行われていたブリヂストン招待では最終日に背中から腰にかけての痺れを訴えて途中棄権しており、9月までに復帰すること自体が危ぶまれている。
一方のミケルソンは同ランク現在10位と、メジャー大会である全米プロゴルフ選手権の結果如何では逆転可能だ。今シーズン、未だにトップ10フィニッシュがないミケルソンは推薦出場の可能性も十分にあるが、過去に米国代表を勝利に導いてきたベテランの意地を見せたいところ。
米国代表の名のもとに戦うライダーカップは、まさに国の威信をかけた戦い。出場枠を巡っての争いが、いよいよ決着を迎える。