米国時間21日に最新の世界ランキングが発表され、英ロイヤル・リバプールGCで開催された第143回 全英オープンで完全優勝を飾ったローリー・マキロイ（北アイルランド）が、前週までの同ランク8位からアダム・スコット（豪）に次ぐ2位のポジションへジャンプアップ。スコットとのポイント差もおよそ1ポイントに迫っており、久々に同ランク1位を視界にとらえた。

　この勝利でマキロイは、2011年全米オープン、2012年全米プロゴルフ選手権に次ぐメジャー3勝目をマーク。来年のマスターズでは、ジャック・ニクラウス（米）、タイガー・ウッズ（米）に次ぐ年少記録でのグランドスラムがかかることになった。

　また、マキロイには及ばなかったものの、最終日に追い上げ2位タイに入り大会を盛り上げたセルヒオ・ガルシア（スペイン）とリッキー・ファウラー（米）の2人は、ガルシアが同ランク9位から5位へランクアップ。ファウラーも前週までの同25位から18位へ浮上した。

　一方、優勝候補の1人に数えられながら39位タイに甘んじた松山英樹は、1ランクダウンの同ランク17位に後退した。

　上位勢はスコット＆マキロイ以下、1ランクダウンの3位ヘンリック・ステンソン（スウェーデン）、同じく4位のジャスティン・ローズ（英）、5位ガルシアとなっている。