国内女子ツアーのサマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメントは19日、茨城県のイーグルポイントゴルフクラブで第2ラウンドを行った。韓国出身26歳のイ・ナリがノーボギーの6アンダー66をマークし、通算12アンダーでトーナメントをリード。イと同じく首位タイからスタートした成田美寿々は後半スコアを伸ばせず、通算11アンダー単独2位へ後退した。

　上位は、通算10アンダー単独3位に東浩子が続き、元ロレックスランキング（女子世界ランキング）No.1の申ジエ（韓）が1打差の4位タイ。第1回大会（2012年）覇者の木戸愛、ホステスプロの香妻琴乃、北田瑠衣、藤本麻子らが通算8アンダー7位タイにつけている。

　ハーフターンまでに5バーディと爆発した成田だったが、後半はすべてのホールでパーと失速。それでも前半の貯金を生かして優勝圏内を確保した。5月のワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ、6月のヨネックスレディスゴルフトーナメントに次ぐ、今季3勝目なるか注目だ。

　その他、前週の全英リコー女子オープンで日本勢最上位の21位タイに入った原江里菜が、ディフェンディング・チャンピオンの吉田弓美子、諸見里しのぶ、馬場ゆかりと並ぶ通算8アンダー7位タイ。もう一人のホステスプロである堀奈津佳は、アマチュアの森田遥（高松中央高3年）とともに通算6アンダー18位タイにいる。