4日、国内女子ツアーの日医工女子オープンゴルフトーナメント（富山県、八尾カントリークラブ）が開幕した。昨季大会で『100試合連続予選通過』の偉業を達成した横峯さくらが、第1ラウンドで7アンダー65の猛チャージ。3位タイの飯島茜とジョン・ヨンジュ（韓）に1打差をつけ、若林舞衣子とともにトーナメントをリードした。

　スタートホールの1番から5ホールで3バーディをマークした横峯は、前半最後の9番パー5でもベタピンにつけバーディを奪取。続く10番ではあと少しでカップインのスーパーショットを放ち、このホールも楽々バーディをマークした。この日はショットにパットがかみ合い、終わってみれば7バーディ、ノーボギー。

「先週は（全米女子オープンの）時差ボケもあって、思うようにプレー出来ていなかった」と振り返ったが、今週は体調万全で臨んだことで本人も「100点」と笑顔で語る通り完ぺきなゴルフを披露した。「常にNo.1を目指そうと主人と決めた」横峯が、このままトップでゴールテープを駆け抜けるか？ 最後まで目が離せない。

　その他上位は、堀奈津佳、笠りつ子、辻梨恵の3人が5アンダー67で回って5位タイに続き、前週のアース・モンダミンカップでツアー初優勝を飾った酒井美紀がノーボギーの3アンダー69にスコアをまとめ、穴井詩と並んで11位タイにつけている。

　尚、昨季賞金女王の森田理香子は出場していない。