現地時間3日、米男子ツアーのザ・グリーンブライヤー・クラシックがウェストバージニア州ザ・オールド・ホワイトTPCを舞台に開幕する。今大会には松山英樹＆石川遼の日本勢や世界ランキングトップのアダム・スコット（豪）、タイガー・ウッズ（米）などはエントリーしておらず、フェデックスカップポイントを稼ぎたい選手にとっては絶好のチャンス。同時に第143回 全英オープン（17?20日／英国、ロイヤル・リバプールGC）の出場権（12位タイまでの選手のうち、出場権を持っていない上位4人）も獲得できるとあって、各選手のモチベーションは高い。

　昨季は本命のフィル・ミケルソン（米）が予選落ちに終わる中、伏兵ジョナス・ブリクスト（スウェーデン）が最終日にバーディラッシュを披露。鮮やかな逆転劇でツアー2勝目をマークした。

　そのブリクストは今季3勝のジミー・ウォーカー（米）、スコット・スターリングス（米）と同組。キーガン・ブラッドリー（米）、ウェブ・シンプソン（米）、トム・ワトソン（米）のメジャー王者の同士のペアリングも注目だ。

　また、先週のクイックン・ローンズ・ナショナルで11位タイに入ったパトリック・リード（米）は、スティーブ・ストリッカー（米）、ビル・ハース（米）とスタート。3日目にトップに立ちながら最終日に「77」と自滅してジャスティン・ローズ（英）に優勝を譲ったリベンジはなるか？