森田理香子が2年連続の賞金女王獲りへ闘志を燃やしている。

　国内女子ツアーのサントリーレディスオープンゴルフトーナメントは12日、兵庫県の六甲国際ゴルフ倶楽部を舞台に開幕。前週のヨネックスレディスゴルフトーナメントでは現地入りしながらも、大会2日前に宿舎のドアに右手を挟み薬指痛で欠場した森田が2週ぶりに復帰する。

　昨季大会は最終日に3打差を逆転V、初の賞金女王タイトルへの足掛かりをつくった森田だが、今季は3月のＴポイントレディス ゴルフトーナメントで早々に優勝したもののその後は今一つの成績が続いている。初日は良い位置にいても尻すぼみに成績が落ちるパターンが多く、2年連続の賞金女王を狙うにはそろそろ不安になる頃。

　予選ラウンドは、今季アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKIでツアー初優勝を飾った渡邉彩香、KKT杯バンテリンレディスオープンで史上最年少優勝を果たしたアマチュアの勝みなみ（鹿児島高1年）という勢いのある若手とのペアリングとなった。好調2人とのラウンドで強かった昨季の感を取り戻し、再び女王への階段を上ることは出来るか。

　また、若手育成をテーマに掲げる同大会は、インターナショナルオープントーナメントとして国内外のアマチュア選手に広く門戸を開いているおり、勝の他にも森田遥（高松中央高校3年）、堀琴音、柏原明日架らすでにプロツアーで上位争いを演じる面々が参戦する。