40歳の表純子が連覇をかけて国内女子ツアー第14戦、ヨネックスレディスゴルフトーナメント（6?8日／新潟県、ヨネックスカントリークラブ）に臨む。

　昨季は初日からトーナメントをリードして完全優勝。7年327日ぶりとなるツアー通算3勝目を飾り、いつもバッグを担いでくれる夫 広樹さんと歓喜の抱擁を交わした。今季も調子の波はここにピタリと合っている。前週のリゾートトラストレディスでは単独首位で最終日へ。最終的には3位タイに終わったが、今大会に向けて自信を取り戻した。

　自分より年下の選手たちが引退することにショックを受ける中、実力で年齢を吹き飛ばした表だけに今年もまだまだ元気なところを見せてくれるに違いない。

　表と同じ、岡本綾子門下の若林舞衣子にも頑張らなければならない理由がある。5人いる岡本門下生のうち、一番年下の森田理香子が昨季賞金女王になったことで刺激を受けたというのももちろんだが、若林は新潟県加茂市の出身。その縁もあってヨネックス所属のホステスプロでもあるからだ。

　岡本の門を叩いた2012年の序盤戦でいきなりツアー2勝目を挙げているが、あれから2年勝ち星には恵まれていない。それでも昨季はサイバーエージェントレディス、ほけんの窓口レディースで共に2位タイに入っており、そろそろ結果を出してもいい頃だ。故郷に錦を飾り、さらに大きく羽ばたくためにこれほど最高の舞台はない。

　もちろん、森田、一ノ瀬優希、渡邉彩香、成田美寿々、前週優勝したテレサ・ルー（台）、現在賞金ランキング首位のイ・ボミ（韓）、同2位アン・ソンジュ（韓）ら好調の面々もそろって参戦。今季初Vを狙う横峯さくらを加え、シーズン半ばを迎えたツアーを盛り上げる。