メジャー3勝のパドレイ・ハリントン（アイルランド）が、14年連続出場していた全米オープンに今年は出られないことになった。

　2007年、08年と全英オープンを連覇し、2008年の全米プロゴルフ選手権も制したハリントンだが、その後は低迷。世界ランキング214位（5月25日現在）まで転落し、今年の全米オープンの出場資格は持っていなかったため、現地時間26日に英ウォルトンヒースGC（ニューコース、オールドコース）で開催された36ホールの最終予選に挑んだ。

　105人が14枚の切符を争った同予選で再起をかけたハリントン。だが、第1ラウンドで3オーバー75を叩くと、第2ラウンドを1アンダー71と伸ばし切ることが出来ずに通算2オーバー51位タイで出場権獲得はならなかった。

　今年4月のマスターズも15年ぶりに出場を逃したハリントン。苦しい日々はまだしばらく続きそうだ。

　同予選には、マスターズ2勝のホセ・マリア・オラサバル（スペイン）も出場していたが、ハリントンと同じく51位タイで本戦出場に失敗している。