海外男子
カリスマに助けを求めたP.ミケルソン
2014年5月7日(水)午後0:26
フィル・ミケルソン(米)が、パッティングのカリスマでかねてよりグリーン上の師と仰ぐデーブ・ストックトン(米)に助けを求めた。
ミケルソンは、前週のウェルズ・ファーゴ選手権(米男子ツアー)第3ラウンドで「63」を叩き出し、首位に2打差単独3位で最終日を迎えた。ところが、抜群のショットを武器にした猛チャージが期待された最終日は、グリーン上がボロボロだった。8番で3パットしたのを皮切りに、11番、14番で短いパットを外し、極めつけは16番。12メートルから4パットして結局「76」と自滅して、優勝どころか11位タイに終わっている。
こんな時、すぐに対応するのがミケルソンだ。米ツアー通算10勝、米チャンピオンズツアー通算14勝の実績を持つストックトンに対する信頼は厚い。ボロボロでホールアウトしてすぐ「明日デーブのところに行く」と対処することを宣言。現地時間8日からの“第5のメジャー”ザ・プレーヤーズ選手権(フロリダ州、TPCソーグラス)への準備を整えた。
ストックトンのレッスンの効果がツアーのフラッグシップ大会で見られるのかどうか。そんな意味でも楽しみなザ・プレーヤーズ選手権になりそうだ。