今季3勝のJ.ウォーカー圧勝! 11年覇者L.ドナルドは初戦敗退…
2014年2月20日(木)午後2:59
今季米男子ツアー3勝と絶好調のジミー・ウォーカー(米)が、マッチプレーでも順調に勝ち上がりを見せている。
世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのWGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権が現地時間19日、アリゾナ州のザ・ゴルフクラブ at ダブマウンテンを舞台に開幕。1回戦でブランデン・グレイス(南ア)と対戦したウォーカーは、相手の不調もあって序盤から一気にリードを奪った。
グレイスが3番から3連続、8番でもボギーを叩いたことで、前半を終えて4アップと大量リードに成功したウォーカー。11番でグレイスが1つ取り返したもののすでに焼け石に水だった。その後、13番、14番でもポイントを奪取したウォーカーが、今季の好調さそのものに5アンド4の大差で2回戦進出を決めた。
「今日は楽しかった。ボールを正しい場所に置き、大きなトラブルがないようにしていただけだった」と初出場にもかかわらず、余裕の表情を見せたウォーカー。この勢いはどこまで続くのか。2回戦ではイアン・ポルタ?(英)を下したリッキー・ファウラー(米)と対戦する。
対照的に2011年大会覇者のルーク・ドナルド(英)は、マッテオ・マナセロ(伊)に完敗を喫した。前半だけで4ダウンを許すと、後半はマナセロの勢いがややスローダウンしたものの、それでも10番で5ダウンとされては手も足も出ない。結局、5アンド4の大差をつけられ、14ホールで早々にマッチは終わってしまった。
「ティーからグリーンまで素晴らしかった。今日の目標はそれだったからね。マッチプレーのカギはいつもバーディが奪える位置にボールを運ぶこと」とキラキラ輝く瞳で話したマナセロを尻目に、歴代王者のひとりが初戦で姿を消す波乱の幕開けとなっている。