J.スピース首位タイ浮上! P.ミケルソンは17位タイ後退
2014年2月8日(土)午前11:45
20歳のジョーダン・スピース(米)が華やかなトーナメントの主役に躍り出た。
米男子ツアーのAT&Tペブルビーチ・ナショナル・プロアマは現地時間7日、カリフォルニア州のぺブルビーチGL(PB/パー72)、モントレー・ペニンシュラCC(MP/パー70)、スパイグラス・ヒルGC(SH/パー72)の3コースを舞台に日没サスペンデッドとなった第1ラウンドの続きと第2ラウンドの競技を終了。この日モントレー・ペニンシュラCCをプレーしたスピースが4アンダー67をマーク、現在フェデックスカップのポイントランキング1位を快走するジミー・ウォーカー(米/SH)と並び通算9アンダー首位タイに浮上した。
今大会は予選ラウンドの3日間をセレブリティなどのアマチュアと一緒にプレーする変則方式。スコアが出やすいセッティングではあるが、前日の降雨に続き2日目も時折雨が降り強い風が吹く難コンディション。そんな中、昨年10代でツアー優勝を果たし新人王に輝いたスピースが抜群の安定感でスコアを伸ばしツアー2勝目を望めるポジションをがっちりとキープした。
1打差の単独3位にハンター・メイハン(米/SH)が続き、通算7アンダー単独4位にアンドリュー・ルーペ(米/PB)、通算6アンダー単独5位にリチャード・リー(米/PB)がつけ、通算5アンダー6位タイにライアン・パーマー(米/MP)、ロバート・ギャリガス(米/PB)ら。
一方、大会5度目の優勝を狙うフィル・ミケルソン(米)は第1ラウンドを7位タイと好スタートを切りながら、第2ラウンドは出だし直後の2番で短いパットを外してダブルボギーを打ってつまずくと、バーディを4つ奪ったもののボギーも3つ叩き1オーバー73とスコアを伸ばせず、通算4アンダーは7位タイから17位タイに後退しホールアウト。得意大会を制するためにはムービングデーの巻き返しが必要になってきた。
その他、前週念願のツアー初優勝を飾ったケビン・スタドラー(米/PB)が通算3アンダー28位タイ、父子競演(プロアマパートナー)が話題のグラエム・マクドウェル(北アイルランド/MP)は2日連続71止まりで通算2アンダー69位タイに低迷している。
尚、日本勢は今大会に出場していない。