海外男子
一緒にオーガスタに立つスタドラー父子
2014年2月4日(火)午後0:36
スタドラー父子がマスターズ(現地時間4月10?13日/ジョージア州オーガスタナショナルGC)で、最初で最後となる“共演”を果たす。
1982年マスターズ優勝の父、クレイグ・スタドラー(米)は現在60歳。マスターズを含めて米男子ツアー13勝を誇るが、それ以上に“The Walrus(セイウチ)”というニックネームで知られる親しみやすい風貌の人気者だ。その父にそっくりな33歳の息子、ケビン・スタドラー(米)が米ツアー出場239試合目のウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンで、激戦を制して待望のツアー初優勝を飾った。
父子揃って米ツアーで優勝したのは、スタドラー父子で9組目。父クレイグは「最高だ。彼を疑ったことは一度もなかった。息子の最大のファンだからね。誇りに思う。あいつはたぶん知らないと思うけど、僕は彼のプレーをテレビで見たり、インターネットでチェックするのが大好きなんだ」と、喜びを口にした。
同時に「今年のマスターズが最後になるだろう」と、息子が優勝したまさにその日に語っており、息子との同時出場を花道に祭典から退くことも明らかにした。
「5年前に僕が勝っていれば、父はもう(マスターズ出場を)やめていただろう。2年前には『俺が辞めると言う前にマスターズに出るには、急がないとな』と言われたんだ」と、笑いながら話したケビン。何とか親孝行が間に合ったようだ。