米男子ツアーの2014年初戦、ヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズは現地時間3日、ハワイ州のプランテーション・コース at カパルアを舞台に開幕。ディフェンディング・チャンピオンのダスティン・ジョンソン（米）など昨季のツアー優勝者が集結し、火花を散らす。

　昨季5勝を挙げた世界ランクNo.1のタイガー・ウッズ（米）に加え、フェデックスカップ年間王者で欧州ツアー賞金王でもあるヘンリック・ステンソン（スウェーデン）も出場しないが、世界ランク2位のアダム・スコット（豪）は年末に母国で強さを見せつけた勢いのまま参戦。世界No.1への足がかりとなる新年早々の勝利を目指す。

　昨季大会は強風の影響で開幕が3日遅れたあげく、競技が54ホールに短縮されるという波乱の展開に。そんな状況の中でも好調を維持して勝ったジョンソンは、さらに自信を深めている。目標としていたメジャータイトルにこそ手が届かなかったが、11月にWGC-HSBCチャンピオンズで見事優勝しており、すでにエンジン全開だ。

　また、13人の初出場組も元気いっぱい。特に昨季の最優秀新人賞に輝いたジョーダン・スピース（米）はルーキーながらザ・プレジデンツカップのメンバーにも選ばれたほどの実力を持っているだけに、新たな年にどんなプレーを見せてくれるのか楽しみだ。

　その他、昨季の全米プロゴルフ選手権覇者ジェイソン・ダフナー（米）に、ウェブ・シンプソン（米）、ザック・ジョンソン（米）のメジャー優勝経験者、マット・クーチャー（米）、ビル・ハース（米）ら実力者たちも揃って参戦。常夏の島で熱い戦いが繰り広げられる。