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海外男子

フェデックスポイント重用 薄れゆく賞金王の価値

2013年12月30日(月)午前11:41

 米男子ツアーのシード権は2013-2014シーズンから、賞金ランキングではなくフェデックスカップのポイントランキング上位125位までシステムが変更された。

 日本では1年を通してもっとも賞金を稼いだ選手がその年のNo.1と認識されているが、米ツアーでは近年フェデックスカップポイントの重用で賞金王の価値が薄れつつある。

 2013年はシーズン5勝を挙げたタイガー・ウッズ(米)が855万3,439ドル(約9億円)を稼いでダントツの賞金王だが、200万ドル(2億円強)以上の差をつけられ2位に入ったヘンリック・ステンソン(スウェーデン)がプレーオフシリーズを制して年間王者(フェデックスカップ王者)に輝きおよそ10億円のボーナスをゲット。1年間コツコツ積み上げて来た賞金を上回るボーナスを手にしたためステンソンの方がクローズアップされることとなった。

 ちなみにフェデックスポイントランクでタイガーは2位。賞金ランク7位のスティーブ・ストリッカー(米)が同3位、賞金ランク6位のアダム・スコット(豪)が同4位に入っている。

 1年分の賞金額よりも大きいがボーナスが配分されることにより、同カップのプレーオフシリーズでは選手たちが目の色を変える。4試合のうち最後のツアー選手権への出場権(トップ30)を獲得すれば大逆転で年間王者の可能性がある。つまりよりギャンブル性の高い一攫千金のドラマを良しとする傾向がアメリカのゴルフ関係者やファンの間にあるということの表れだ。

 この辺はコツコツ稼いだ人にスポットライトが当たるべきと考える日本人の考え方とは意を異にする部分かもしれない。

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