米男子ツアーの2013-14シーズン第5戦 ザ・マクグラドレー・クラシックは現地時間7日、ジョージア州のシー・アイランドGCシーサイドCを舞台に開幕。今大会にはメジャー王者たちも数多く出場する。

　中でも気合いが入っているのがウェブ・シンプソン（米）だ。昨年の全米オープン覇者でもあるシンプソンは、今季も2戦目のシュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープンで優勝。幸先の良いスタートを切っており今大会にも意欲満々だ。

　また、メジャー3勝のビジェイ・シン（フィジー）をはじめ、ザック・ジョンソン（米／2007年マスターズ優勝）、ダレン・クラーク（北アイルランド／2011年全英オープン優勝）、レティーフ・グーセン（南ア／2001、04年全米オープン優勝）、デービス・ラブIII（米／1997年全米プロゴルフ選手権優勝）、Y・E・ヤン（韓／2009年全米プロゴルフ選手権優勝）、マイク・ウィアー（カナダ／2003年マスターズ優勝）、デビッド・デュバル（米／2001年全英オープン優勝）らも参戦予定。

　メジャーに勝っても将来が保証されるわけではないのが厳しいプロの世界。シーズンが始まるたびに不安と期待を抱え、早いうちに結果を出して安心したいのはトッププレーヤーたちでも変わらない。ツアーのスケジュールが大きく変わった今年から来年にかけては、選手たちにとっては目標の立て方や戦い方のペースを変えなければならない試練のシーズンとなりそうだ。

　年内に行われるツアー競技は、次週のOHLクラシック at マヤコバ（14?17日／メキシコ、エル・カマレオンGC at マヤコバ）で終了。これが米本土で開催される今年最後の試合とあって、しっかり結果を出して楽しいクリスマス休暇を過ごそうとする面々が激闘を繰り広げる。

　尚、今大会に日本勢は出場していない。